スワン社とは
「スワン」の名は、日本で初めて、連絡車や情報検索システムが備わった本格的な学校図書館ネットワーク「朝霞ネットワーク」が発祥した1984年の地、東京都と埼玉県が隣接する「志木」「和光」「朝霞」「新座」の四市の頭文字から作られました。人々の、理想の図書館を研究・実践する民間団体です。
1992年、館種や地域の制約を超えた新たな図書館・読書ネットワークの展開をめざし、北海道小樽市に移住して来ました。2000年6月、ホームページ活動開始。小さな図書館、小さな町の読書人たちを応援し、役に立つ団体でありたいと考えています。
1990年代からのコンピュータや通信技術の進化は、日本の図書館の在り様をも大きく変えました。私たちはその進化の恩恵を率直に取り入れて行きますが、けれど、最初の志はけして手放さないという立場を堅持します。かつて、パソコンの一台があれば、中古車の一台があれば解決したであろう問題に、けれど、その一台が買えず泣いた日々からそれほど私たちはそれほど遠く隔たったわけではないと考えるから。
これからも、真に、人々の読書生活に役立つ「図書館」の姿を求めて活動して行くことには何の迷いもありません。人生の一冊といつかめぐり逢える日に向かって進んで行きましょう。
2017年10月1日
スワン社代表 新谷保人 (あらや・やすひと)
〒047-0156 小樽市桜5-19-24 TEL.&FAX.:0134-52-4250
E-mail:
swan2001@cocoa.ocn.ne.jp
スワン社の活動
1.図書館づくり・ネットワークづくりへの協力 2.研究・発表活動 3.人間像ライブラリーの運営
埼玉県・SWANネットワーク時代(1984〜1991年)
【出版】『朝霞・入間・川越・比企4NW合同蔵書目録〈参考図書編〉』/『朝霞・入間・川越・比企4NW合同蔵書目録〈全集編〉』/季刊『SWAN』/各種『ネットワーク・ニュース』/ほか 【論文】『学校図書館』(全国学校図書館協議会)編集委員(1984〜1985年)/「地域の市立図書館とも手を結んで」(図書館雑誌1989年5月号 vol.83 no.5) 【図書データ作成】埼玉県「朝霞」「入間」「比企」ネットワークの蔵書データ編集/ほか
小樽スワン社時代(1992〜2000年)
【出版】『朝霞・入間・比企ネットワーク合同蔵書目録〈児童図書編〉』/季刊『SWAN』/『Northern Songs』/『OS』/『OS冒険王』/各ネットワーク『収書目録』/ほか 【図書データ作成】埼玉県「朝霞」「入間」「川越」「所沢」「比企」、山形県「紅花」ネットワークの『収書目録』データ編集/埼玉県内ネットワーク8館合同データベース作成/「埼玉県立新座高校図書館」「山形県立真室川高校図書館」「北海道立伊達高校図書館」など7館の蔵書データ遡及/ほか
インターネット「おたるの図書館」時代(2001〜2008)
【HP】スワン社資料室/おたるの図書館(おたるの青空) 【出版】『SWAN』(月刊)/『Northern Songs』(月刊) 【図書データ作成】「小樽短大図書館」蔵書データリニューアル/「小樽看護専門学校資料室」「市立小樽文学館」の遡及データ作成/【HP作成】小樽看護専門学校/小樽啄木会
京極スワン社時代(2009〜2019年)
【HP】スワン社資料室/おたるの図書館(おたるの青空) 【出版・復刻】峯崎ひさみ『約束』/沼田流人『血の呻き』/石川啄木『忘れがたき人人』/『新版胆振線作品集』/『京極文芸』(全15冊)/『針山和美作品集』(全10巻)/ほか 【講演】ブックトーク「文芸作品を走る胆振線」/「文芸作品にそびえる羊蹄山」/「倶知安と文学」/「国策紙芝居上演会」/ほか
インターネット「人間像ライブラリー」時代(2019年〜)
【HP】人間像ライブラリー